2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
水月湖が非常に学術的にも価値がある、貴重であるということについては、私どもも伺っているとおりでございますけれども、国立公園の見直しだとか、世界自然遺産への候補地の選定ということにつきましては、それぞれ、平成十五年あるいは二〇〇七年から一度作業をしてございますので、現時点ではそのときの判断を尊重させていただきたいというふうに考えてございます。
水月湖が非常に学術的にも価値がある、貴重であるということについては、私どもも伺っているとおりでございますけれども、国立公園の見直しだとか、世界自然遺産への候補地の選定ということにつきましては、それぞれ、平成十五年あるいは二〇〇七年から一度作業をしてございますので、現時点ではそのときの判断を尊重させていただきたいというふうに考えてございます。
時代測定、考古学の世界では、この水月湖の年縞に関しては、イギリスにあるグリニッジ天文台のような存在になったと。いわゆる世界標準時を決める、世界の時代測定の基準を決める存在が我が国の水月湖の湖底にあるということで、二〇一三年のIntCalという国際標準に最多数のサンプルが採用されまして、非常に私としては、歴史的にも、そして学術的にも価値のあるものではないかなというふうに思っております。
きょうは、柴山文科大臣そして政府参考人に、福井県若狭町にある水月湖の年縞についてお伺いできればと思います。 柴山大臣、長時間の審議、御苦労さまです。ここからは、三十分間、肩の力を抜いて、夢のあるお話を展開させていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
年縞は、三方五湖の一つ水月湖より一九九一年に発見されたもので、春から夏にかけて珪藻が繁殖することでできた白い層と、秋から冬にかけて粘土鉱物が堆積してできた層が樹木の年輪と同じようにしま模様を形成し湖底に堆積してできたものです。
それが時間と同時に、今度は水月湖という五湖の一つに水がだんだんたまってくるのですね。その下に今度は日向湖という湖があって、それが日本海につながっているのですね。そこは、三方湖、水月湖は淡水湖、それから日向湖、一番下のは日本海に川でつながっていますから汽水湖になる。塩水がまざっているのです。そこで、上の方は早く水を落としたい。
これは、第一の三方湖、第二の水月湖、第三の日向湖を通って日本海へ流れていくというよりも、三方湖、水月湖から直接、一番陸路の短いところにトンネルを通って水を落としてしまえば、一番簡潔に対策が抜本的にできる。
ただいま御指摘がございましたように、締め切り等によって既に淡水化が行われたものもございますが、現在汽水湖という状態にあります主なものといたしましては、北海道の方から、能取湖、サロマ湖、網走湖、十三湖、関東の涸沼、浜名湖、それから北陸の北潟湖、久々子湖、水月湖などの湖があるわけでございます。